ゆるい経営術

がんばるのではなく、努力するのではなく、自然体が最も力を発揮するのであーる。

両親への「謝罪」と「感謝」

僕が社会人になってから、

ずっと抱えている悩みというか、

なんとか解消したいと思っていること。

 

それは

「行動力」と「継続力」を身に付ける、

ということ。

 

将来やりたいことを実現するために、

本で勉強したり人に会いに行ったりセミナーに参加したり、

転職や独立をしているので、

もしかしたら周りからは

「行動力」も「継続力」もある人だ、

と見えているかもしれない。

 

でも、周りからどう見られているかというよりも、

自分で自分のことをどう思っているか、

ということが大きく影響すると思っていて、

僕は周りがどう思おうと、

「行動力」も「継続力」もない人だ、

という認識だった。

 

何か始めようと思っても考えるだけで終わってしまう。

何か始めてみても全然長続きしない。

 

ずっと、それの繰り返し。

 

いい加減、嫌気が溜まってきて、

一念発起してみるものの、

やっぱりそれも続かない…

 

 

そんなもやもやが続いていたけど、

昨日、たまたまこんな記事を見てみた。

 

storys.jp

 

 

昨日、僕のこのブログに読者登録してくれた人が書いてた記事。

 

ずっと読んでいくと、

「メンター」である年収3億円の美人女子大生が、

「筆者」にこんな課題を出してた。

 

 

誕生日に自分の母親に直接会って、
「今までごめんなさい」と
「産んでくれてありがとう」を言ってきて。

 

 

え?

それ、お金を稼ぐことと、

どんな関係があるんやろ?

 

と僕も思ったし、筆者の方もそう思ったそう。

そして、これを読んでいるあなたもそう思ったかもしれない。

 

でも、自分のこのもやもやを解消するきっかけになるんじゃないかと思い、

昨日その記事を読んで、今日早速実行してみた。

 

ノープランで謝罪と感謝を伝えるのはちょっとハードルが高かったので、

手紙に書いて読むことにした。

 

僕がいま住んでいる大阪から、

両親のいる神戸へ。

 

父親は神戸で中華料理屋を営んでいる。

営業中にもかかわらず、事前に連絡もせず、突撃!

 

「おぉ、何や。仕事か?」

 

「いや、うん、まぁ。

 ちょっとプレゼントがあるねんけど。」

 

「なになに、今日誕生日ちゃうで。」

 

「まぁ、とりあえず座って。」

 

 

幸い、昼をかなり過ぎてたので店内にお客さんはいない。

 

で、手紙を取り出し、

 

「今から、今までの俺の気持ちを伝えるわ。」

 

そういって、手紙を読みだした。

 

内容は、

・小さい頃は、料理しか作れない父親を恥ずかしいと思っていたこと。

・友達の前でバカにしてしまったこと。

への謝罪と、

・今まで育ててくれてありがとう。

・受け入れる、という愛情表現をしてくれてありがとう。

という感謝の気持ちを伝えた。

 

父親は泣きながら、

「ありがとう…ありがとう…」

と、色んなことを噛みしめていた。

 

僕は今まで、

父親が職人であること、何かひとつのことしかできないことに対して、

ネガティブな感情を抱いていた。

 

だから何でもできる人になりたい、

と思い、色んなことに手を付けては、

結局どれもマスターすることなく今に至っている。

 

でも、今回の手紙を通じて、

改めて何かひとつのことを極めて、

家族を養えるぐらい続けるということは、

めちゃくちゃ尊敬に値することだ、

ということを実感した。

 

職人になること、

「何かを続けること=継続力」

を自分に許可できた瞬間だった。

 

 

 

店をあとにして、次は実家にいる母親のもとへ。

 

僕の友人ならわかると思うけど、

母親はめちゃくちゃ厳しい人。

 

自分が思った「こうしてほしい」ということは、

かなり強い口調で伝えてくる。

 

話し出すと止まらない。

反論しようものなら、火に油を注いでしまう。

いつも防戦一方。

 

中学・高校時代は、反抗期ということもあり、

そんな母親といつもケンカしていた。

 

どちらも折れることはないので、

いつも仲が悪かった。

母親を傷つけるようなことも言ってしまったこともある。

 

母親には、

・期待に応えられなかったこと。

・傷つけてしまったこと。

への謝罪と、

・産んでくれてありがとう。

・まっすぐな愛情表現をしてくれてありがとう。

ということを伝えた。

 

母親も泣くかなーと思いきや、

 

「子育てについては、後悔していることはいっぱいある。

 もっとああしておけばよかったな、って思うことはいつまでたってもなくならへん。

 でも、それは、誰にでも言えることやと思うし、

 もしあんたがどれだけ親孝行しても、

 お母さんとお父さんが死んだときは、

 もっと親孝行できたんちゃうか、

 って思うんちゃうかな。

 だから、それはもうそういうもんやと思って受け止めている。」

 

ということを言ってた。

 

そして、

 

「で、話変わるねんけど、今日歯医者行ってきてな…」

 

と、なんと秒速で僕の感動の手紙から話を切り替えられてしまった!!!!笑

 

ぽかーんとしてる僕をよそに、

 

「いかに歯周病が怖いか」

 

ということについて延々と語っている母親。

 

それについて聞かない訳にはいかない(聞かないと怖い)ので、

うんうんとずっと頷く。

 

で、気付いたら話が終わってたので、

 

「じゃあ、そろそろ行くわ。」

 

とそそくさと家を出ることに。

 

 

で、いつもならリビングで、じゃあまた、となるけど、

今日は玄関まで見送ってくれた。

 

にこにこしながら、

「わざわざ来てくれてありがとう。」

って言ってた。

 

たぶん、母親は、素直じゃないんかな。

あと、自分の話を聞いてほしいっていう気持ちが強いんやろな。

 

それに気付けた瞬間、

ふっと気持ちが軽くなった。

 

僕が何かやろうとしたとき、

母親のことが頭をよぎって、

「それはしちゃダメ」

と言われるイメージを持ってしまう。

 

でも、たぶんそれは母親なりの心配であり、

愛情表現であり、

話を聞いてほしい欲求なんやろう。

 

たぶん母親は、僕が何をしても、

何か言ってくる。

 

であれば、もう気にせずやっちゃおう!

 

そう思えた。

 

 

僕に「行動力」がなかったのは、

何か新しいことをやろうとするとき、

人の目が気になるから。

 

その目とは、母親のことやった。

 

でも、それがもう気にならなくなった。

 

これから「行動力」は上がっていく。

 

 

僕に「継続力」がなかったのは、

何かひとつのことを極めること、

職人になることにネガティブな印象があったから。

 

その印象とは、父親のことやった。

 

でも、そんな勘違いはもうなくなった。

 

これから「継続力」も上がっていく。

 

 

今まで、何をするにしても周りの目を気にしたり、

続かなかったりしてた。

 

それを解消するために、

色んな本を読んだりセミナーに通ったりしたけど、

根っこは「両親との関係」にあった。

 

もっと言うと、

「両親への勘違い」

が根っこやった。

 

 

今まで、その勘違いによってしんどいこともあったけど、

同時に学んだり成長できたりしたこともある。

 

これからは、それらを活かしながら、

今までとは違う勘違い、

つまり「何かを成し遂げられる」という勘違いを、

根拠のない自信を、

持ってやっていける。

 

そう確信したのでありました。

 

 

もし、何かもやもやしていることがあれば、

それはもしかしたら両親との関係性かも。

 

解消するには、

「謝罪」と「感謝」

をしてみるといいのではないでしょうか。