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ゆるい経営術

がんばるのではなく、努力するのではなく、自然体が最も力を発揮するのであーる。

没頭している状態って、こういうこと。

ゆるい経営術

僕が中学生のとき、あんまり勉強は好きじゃなかったけど、

中学3年生になって受験勉強をし始めてから、

なぜかどんどん勉強にハマっていった。

 

中学3年生の夏休みから塾に通い出し、

それまでは5教科で300点ぐらいやったけど、

400点以上取ることが当たり前になり、

数学や英語は90点台やったし、

学年の上位10%以内にランクインしたこともあった。

 

そういった結果が出ることも楽しかったけど、

勉強そのものも楽しむことができた。

 

一緒に受験勉強していた友達と仲が良かったので、

それも理由のひとつやと思うけど、

あれだけ勉強に没頭できた、楽しめたのはなかなかない。

 

どれだけ勉強が楽しかったかというと、

ある模試を受けるために、家から塾に向かう途中のできごと。

 

家から長い下り坂を自転車で下っていき、

交差点に差し掛かる。

 

交差点とはいうものの、道路ではなく自転車と歩道専用の道であり、

見通しもかなりいいので歩いている人さえいなければ何のことはない、

かなり安全な道。

 

であったはずが。

 

なんと、その日に限って、

なぜか原付に乗ったおばちゃんが爆走しているではないか!

 

見通しがいいにもかかわらず、視界に入ってこないところから、

あり得ないスピードで交差点に入ってくるおばちゃん。

 

そして、僕。

 

もうどちらも止まれない。

 

 

 

がっしゃーん!!!!

 

 

 

重たい原付vs軽い自転車

 

で勝てるはずもなく、どれぐらい吹っ飛んだかわからないぐらい吹っ飛ばされた僕。

 

ジーパン、びりびりに破ける。

顔面、すりむいて血と何か変な液体出てる。

手のひら、半分ぐらい皮めくれてる。

 

なんかもうびっくりして、ぼろぼろで、ぽかーん、ってなる。

 

で、そんな状態の僕がそのとき何を思ったかというと、

 

「あかん、このままじゃ、模試の時間に遅れる!」

 

ということ(笑)

 

あほや(笑)

 

いや、今ならね、塾に連絡して、事故になったので病院行きます、とか、欠席の連絡をすればいいってことはわかるわけですよ。

 

警察呼んで、歩道を爆走しているおばちゃんに雷落としてもらうわけですよ。

 

 

でもね。

 

そのときは、僕は勉強に没頭してた。

 

勉強が好きすぎて、模試を受けたすぎて、

事故のこともおばちゃんのことも、

放っておいた(笑)

 

おばちゃんに

 

「すんませーん!」

 

と言って、ボロボロの自転車で、ボロボロの体で、そのまま塾に行った…(笑)

 

もちろん、塾に着いたら先生にびっくりされるわ、

家に帰ったら母親に怒られるわで、

なかなか大変やった。

 

でも確か、そのときに受けた模試もかなり良い点数で、満足した思い出がある。

 

 

 

中学3年生のあのとき、僕はそれぐらい勉強に没頭してた。

 

 

そんなことを今日、ふと思い出した。

 

あー、何かに没頭するって、この感覚かー。

 

今の僕は、あのときの僕のように、

何が何でも「これをやりたい!」と思えるぐらい、

何かに没頭できているだろうか。

 

あのときの僕が、今の僕を見たら、

「何にも熱込められてへんやん」

と上から言われそう。

 

そんなことをひりひりと感じてた。

 

没頭できるって、周りからみたら危険な感じがするし、ひやひやするもの。

 

ある人は止めてくるし、

ある人は心配してくるし、

ある人は批判するし、

ある人は攻撃するし、

ある人は邪魔してくる。

 

でも、

ある人は応援してくれるし、

ある人はサポートしてくれるし、

ある人は一緒に同じ方向を目指してやってくれる。

 

多少ケガ(まぁあのときは多少じゃなかったけど)するぐらいやったら、

それでもいいから、何かをやり続けることの方が、

絶対人生おもしろいと思う。

 

ここ4年ぐらいは、

大手メーカーを辞めて転職したり、

会社を辞めてベンチャーの立ち上げを経験したり、

何かに所属することを辞めて個人事業で独立したり、

仕事をもらうのではなく自分で立ち上げようとしたり。

 

自分ではチャレンジングやと思っていても、

やっぱり、原付に吹っ飛ばされてでもやりたいこと、っていうレベルまでまだまだ行けていない。

 

中学3年生の自分に負けてる(笑)

 

もちろん、もう結婚もしてるし、自分一人の体じゃない、ということはわかってるけど、それでも自分の人生をもっとしっかり活かしていきたい。

 

1日1日、いや、1秒1秒、自分の命を燃やすような、

そんな人生を辿っていくためには、

もしかしたらもっとチャレンジしないといけないのかも。

 

理想の自分ならどんなことにチャレンジしているのか。

 

そんなことをもっと思い描き、しっかりと行動していこう。