ゆるい経営術

がんばるのではなく、努力するのではなく、自然体が最も力を発揮するのであーる。

これからの「教育」と、「経営者に求められること」について改めて考えてみた。

今日は全然ゆるくない、まじめでおかた~い話をします。

 

昨日、ある教育会社のセミナーに参加してきました。

その企業は、今後の日本教育のあるべき姿を20年以上も前から追い続け、

小中学校が実践している内容とは違う、

「人間としての力を伸ばす教育」

を実践してきました。

 

基本的に小中学校では、

「暗記」

を中心にした教育がされています。

 

高度経済成長中の日本においては、大量生産が必要な時代でした。

物は作れば作るほど売れる時代だったので、

決められたことを決められた通りできる人、

言われたことを言われた通りできる人、

効率よく物事を進められる人、

が重宝されたのです。

 

が、しかし、今では物は作っても売れにくくなっています。

もう既に物の普及がほとんど終わってしまったからです。

なので、今までは1つの種類で100個売れていたものが、

10個の種類で10個ずつ売らないと、100個にならないのです。

つまり、1個の種類を100個作る力よりも、

10個の種類を開発する力が必要になるのです。

 

しかし社会の変化が激しくなり、

求められる力が変わっているにもかかわらず、

教育の変化スピードはそれに追いついていません。

学校以外のところ(家庭や塾、独学など)でそれを行っているのが現状です。

 

国もそういった現状に危機感を示し、

とうとう教育制度ががらっと変わるそうです。

 

全ての小中学生にタブレット端末が支給される、

センター試験の廃止、

職業教育校の創設、

などなど。

 

つまり、

「暗記」

を中心にした教育ではなく、

「思考」

を中心にした教育、

自分でファクトベース(事実を基にした)の考えをもち、

「A君がそう言ってるから僕もそうする」

というのではなく、

「A君はそう言うけど、この事実からするとおそらくこっちだよ」

と言える人を増やす教育がされるのです。

 

これはもう国がそうする、と言ってるので、

社会人でばりばり仕事をしている人たちも、

暗記型で育ってきた大人たちは、

いつか小学生や中学生に

「それって論理的に考えておかしくないですか?」

「前例はそうかもしれませんが、あなたの意見はどうなんですか?」

と詰められる日が来るでしょう。

 

 

 

こういった話を聞いていて思ったのですが、

今まで書いたことって、

いわゆるビジネスパーソンであれば

「勉強していて当たり前の内容」

だと思ったんです。

 

暗記したことをただこなすだけより、

自分の頭で考えて仕事をする、

ということは、

ビジネス書やセミナーなどで勉強しているビジネスパーソンにとっては当たり前のことですよね。

 

しかし、それが教育に反映されていなかった、ということです。

もっと正確に言えば、

教育の指導要領には書いてあるけど、

教育の現場で実践できてなかった、ということです。

 

つまり、何が言いたいかというと、

 

ビジネスパーソンが求められる能力であり、

必死に伸ばそうとしている能力が、

これから小中学生にも求められている。

教育の現場で実践されるようになる。

 

ということです。

 

であれば、ですよ。

 

僕の中ではこんな流れが見えたんです。

 

 

いま言っている、自分で考える能力って、

昔は「経営者」に求められていました。

世の中の常識に流されるのではなく、

自分の頭で考えて行動する、ということです。

それができた人がうまく経営をすることができました。

 

しかし、今では経営者だけでなく、

ビジネスパーソン、いわゆる社員層にまで求められています。

 

そして、これからは、

小中学生にも求められるわけです。

高校生ですんなり起業できるレベルになります。

 

 

ということは、ですよ。

 

経営者やビジネスパーソンである人が、

同じような能力を求められ続ける、

とは思わないんですよね。

 

自分で思考するタイプの人が大量に育つ社会になるということは、

既に経営者やビジネスパーソンとして活動している人は、

また違う能力が必要になる、と思いませんか?

 

で、僕は経営者なので、

「これから求められる経営者とは?」

という視点で考えてみました。

 

これからは、リーダーシップをもった人が多くなります。

自分で考え、自分で行動し、周りを巻き込むことができる人たち、です。

そういった人たちに対して、リーダーシップを発揮する、というのも経営者としては大切でしょう。

であれば、経営者にとってのリーダーシップは、

今までのような具体的なリーダーシップ、

たとえば

「これはこうして、あれはこうやって、それはこのように進めていこう!」

というものではなくなると考えます。

 

それよりも、抽象的なリーダーシップ、

たとえば

「うちの会社は、こういったことを通じて社会に貢献するんだ!」

とだけ伝える。

社員は優秀な自立した人たちばかりなので、

「よし、それを実現させるためにこういったプロジェクトを組んでやろう!」

と自発的に動きます。

 

つまり、具体的な指示や命令なんてしなくても、

勝手にやってくれるわけです。

 

そういった人たちを社員として、仲間として一緒にやっていくには、

抽象的なリーダーシップであっても「一緒にやりたい!」と思ってもらう必要があります。

 

そのために経営者としては何が必要か?

 

まず、

「明確でユニークな理念」

です。

 

僕は現在、ここを意識しています。

 

よくある経営理念で言えば、

「みんな幸せにな~れ」

みたいなものが多いですよね。

 

しかし、それだとみんなそう思うわけであり、

ユニークさ、つまり他との違いがないわけです。

 

その経営者だからこそ語れる経営理念が必要なわけです。

 

僕であれば、

「強みを活かして、日本を底上げする」

という経営理念を掲げています。

一人ひとりが自分の特徴に気付き、

その特徴の良い面、つまり強みを活かすことで、

個人が活躍できる社会になる。

そういった社会になれば、日本の力が底上げされ、

日本が世界の中心国として飛躍することができる。

そう考えているわけです。

 

こういった想いを僕はもっているので、

その想いに共感してくれる人と一緒に働きたい、

と思うわけです。

 

 

 

次に必要なことは

「愛される力」

です。

 

これもまた抽象的な要素なのですが、

人から愛される力こそ、

最強の能力なんじゃないか、

と思うわけです。

 

好かれる、というレベルではなく、

愛される、というレベルです。

 

好かれる、ということは、

信用されている、ということです。

「好き」や「信用」には、条件があります。

ある人がある人を好きになる、信用している状態というのは

それに値する条件があるからです。

 

その条件がなくなってしまうと、

好きでもないし、信用もしなくなる、

ということです。

 

顔がかわいいから好き、

であれば、

顔がかわいくなければ好きじゃない、

ということになります。

 

なので、女性は男性に対して、「私のどこが好き?」って聞かない方がいいですよ(笑)

条件がなくなったときは「好きじゃない」と言わせてしまう可能性があるので

 

 

で、

愛される、ということは、

信頼されている、ということです。

「愛」や「信頼」には、条件がありません。

ある人がある人を愛する、信頼している状態というのは

条件なんか関係なく、「その人だから」なのです。

 

厳密に言うと条件らしきものがあるのかもしれませんが、

それをトータルして、もうその人だからOK!という状態です。

 

盲目的になって、何をしても許せる、という場合もありますが、

その人を信頼しきっているので、

その人が少し変な行動をとったら、

ちゃんと指摘できる状態です。

指摘しても嫌われない、という信頼関係が成り立っているわけです。

 

 

この2つの力、

「明確な理念を語る力」

「愛される力」

が、これからの経営者にとって必要になってくると考えています。

 

この力は、具体的ではなく、すごく抽象的なものです。

他の能力と比べて、身に付いたかどうか、すごくわかりにくいでしょう。

 

しかし、他の能力は、これからの世代のビジネスパーソンが、

みんな身に付けていく能力なんです。

同じ能力を身に付ける必要はありません。

 

そういった優秀な人たちが、

「あなたの理念を一緒に実現したい!」

と信頼して行動してくれる、

そんな人になることが、

これからの経営者に求められることだと考えます。

 

 

常に明確な理念を語ること。

愛される人であること。

 

この2つを中心に考えて日々過ごしていきたいものです。

 

 

 

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